ドイツ おすすめ旅行先 ②ボン

ドイツ

ドイツのおすすめ旅行先、ボンをご紹介します。

ボンは第二次世界大戦後の1949年から1990年まで、西ヨーロッパ随一の経済大国だった西ドイツ(ドイツ連邦共和国)の暫定首都でした。
そしてボンと聞いてイメージするものはやはり作曲家ベートーヴェンの生誕地ということかと思います。シューマンの終焉の地としても知られており、多くの音楽ファンが訪れます。

私は熱狂的な音楽ファンという訳ではないのですが、子どもの頃にベートーヴェンの伝記を読んでベートーヴェンとボンについては大変興味があったので、ボンを訪れてみました。

ボン中央駅を出て真っ直ぐ歩いて行ったところに、ベートーヴェン像があります。

ミュンスター広場のヴェートーヴェン。まるでボンの街を守っているような、立派な佇まいです。

ベートーヴェン・ハウス

ベートーヴェン・ハウスは世界最多のベートーヴェンコレクションを有する記念館です。ボン中央駅から徒歩10分程のところにあります。

中に入るためには道路向かいのお土産コーナーでチケットを購入(大人は€10、オーディオガイド込み)し、ハウスに入る際にチケットを提示します。学割があるみたいです。

ベートーヴェン・ハウスにはボンとウィーン時代の品々から選択された150以上のオリジナル文書や記録が展示されており、後方にはベートーヴェンの誕生からしばらくの間一家が暮らした生家が残っています。

ハウスの庭のベートーヴェン像。
ベートーヴェンハウス外観。
館内ガイド。

当時のピアノやヴァイオリンなどの楽器の展示や直筆の手紙なども残されており、音楽ファンならずとも大変興味深いです。中でも印象的だったのはベートーヴェンが亡くなった際の顔を型取りして作られたマスクが展示されていたことでした。(まじまじと見てしまいました。)
※館内は写真撮影は禁止されておりますのでご注意ください。

2階からの眺め。
お庭から。
像がいくつか並んでいます。
難しい顔をなさっている。
こちらも難しい顔。

また、オーディオガイドは単なる展示品の解説だけでなくその展示品にまつわるベートーヴェンの音楽が途中途中に挿入され、耳からも大変楽しむことができます。
チケット購入の際にオーディオガイドを借りることをお忘れなく!(オーディオガイドを借りる代わりにパスポートやクレジットカードなどの貴重品を預けます。)

ベートーヴェンの生誕地として有名なボン。街の至る所にもベートーヴェンがいらっしゃいました。

チョコレート屋さんのベートーヴェン。
美しいマルクト広場。
控え目な街の印象。

ドイツを旅行した中でも、ボンという街は控えめながらベートーヴェンやシューマンゆかりの街で、その歴史ある文化を人々がしっかりと誇りに思っているような、とても素敵な街で私は大変気に入りました。ドイツを訪れる際は是非ボンに立ち寄ってみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました